経営再建計画アドバイス



企業再建にあたり、経営者の仕事を考えて下さい。
  ☆事業(商売)は、社会貢献しているという意識を強く持ってください。
  ☆経営とは、人々の幸せのために行うことを強く意識して下さい。
  ☆会社は継続しないといけないということを強く意識して下さい。
  ☆会社の目的は利益を出すということを強く意識して下さい。
  ☆経営という戦いに勝っていくこを強く意識して下さい。
  ☆会社は人材育成の場であることを強く意識して下さい。

会社と人
  会社は、人がお金を生み、会社を繁栄させ、人がお金を使い会社を倒産させる。 利益を得ている会社の経営者は必ず社員を褒め、利益がでていない会社の社長は、必ず社員の悪口を言います。 いい会社には、いい社員が集まります。よい組織作りを心がけて下さい。 中小企業の場合、経営者、社員がお互いにいい勉強をしたいかないとのびません。 それでは、次を参考に頑張って下さい。

 1.明確な経営理念、社訓がありますか?
経営理念がありますか。社訓がありますか、もし、なければ、至急に作成して下さい。 また、経営理念はありますが、先代の考え方で共感できないと考えて見える方は 経営者であるあたな自身の思いに変えて下さい。そして、経営理念を作成したら、役員、社員 全員が共有できるようにして下さい。

 2.経営者の夢が文書、数字になっていますか?
経営者の夢がありますか。中長期のプランがありますか。先がわからないから作れない、 それは、過去の考え方の延長にあるから、そういう意見が言われるんです。 自分の会社の未来は、経営者であるあなたが作成するのです。経営者が進むべき 未来を導かないと社員は誰もついてはきませんよ、経営者の夢をビジョンを 言葉から、文字に書きかえ経営計画書として作成し、社員と進めべき方向性を皆さんで 考えて事業を遂行して下さい。

 3.経営者・社員が勉強できる環境を作って下さい。
経営とは、人作りだと思います。いいかえれば、人材が人財に変われたとき会社は飛躍的に成長できると 思います。そのためには、会社で勉強できる環境作りをして下さい。経営者。幹部が経営のトップセミナー に参加し、社員は社内研修はもちろん、外部の研修にも参加させて下さい。また、社員の同士が交代で 講師になって話すのもいいと思います。そういうことができる環境作りが経営者には大切です。 「忙しいにそんな事してなにになる」会話はナンセンスです。 ちなみに、時間で勉強を計るのはいいと思いませんが。年間、経営者・100時間程度、幹部社員・60時間程度 社員・30時間程度が最低限必要では。また、個別には読書は必要ですね。 ちなみに、私の勉強方法は、講演を月4回程度は聞きに行く、読書・10冊程度、、自動車で講演テープを 聞いています。月に1回程度映画を見る。美術館に行く。百貨店、高級ブランド店を見る、 繁盛店を見に行くなどしています。 勉強方法はいろいろありますので自分の考えで行えばいいと思います。

 4.社員の向上心を持たせて下さい。
遅刻、服装の基本的な社会的常識の徹底。個人目標の設定 社員の夢、考え方を話しあい。事業に励んでもらう。など、経営者との社員のコミュニケーションを はかって下さい。

 5.ほうれんそうの徹底をして下さい。
いまさら、時代遅れと感じている経営者もいると思いますが。これが本当にできていません。 ご存知「報告、連絡、相談」ビジネスの基本的なコミュニケーションです。よく会社の会議に参加していて 経営者がそれ聞いていないとの発言は多々あります。本当に問題です。経営者に連絡が届かない仕組み 環境があるからです。ですから、今一度「ホウレンソウ」を徹底して下さい。そして最大のポイントは 悪い情報が経営者にいち早くあがる組織、環境を作って下さい。悪い情報ほど経営者には必要な情報です。

 6.計画的な設備投資。
設備投資は計画的に、古い機械でも工夫次第で充分に新しい技術に稼動できます。 機械をあたらしくすることが新技術だと感じてみえる経営者が多すぎます。 今までの機械で生産性をあげるのが一番利益がでます。また、機械を導入するときは 必ず生産量に対しての費用対効果を測定して下さい。そして、社員が安全で楽になることも 必ず考慮して下さい。

 7.IT化を進めて下さい。
中小企業は、本当に遅れていますね。パソコンを本格的に使いこなしているのは1割ないような気がします。 パソコンに使われている企業が多すぎますね。また、いまだに手書きの文書が多すぎます。 ここでは、深くはふれませんが、ITに関しては差がありすぎです。 遅れてみえる会社は20年以上遅れています。気をつけて下さい。 ITを駆使して合理化、営業戦略を考えて下さい。

 8.経営者、役員、幹部が数字に強くなって下さい。
会社の数字に強くなって下さい。よく数字のマジックにひかかっている経営者に会います。 数字の本質を理解しないと経営者はできません。 また、経済環境を読むのに数字は必須です。ただし、数字に振り回されないようにして下さいね。 数字がすべてはないです。経営には、数字と心が大切です。

 9.会社を綺麗にして下さい。
5Sの基本中の基本です。会社を綺麗にして下さい。どういうわけか、会社の業績とほぼ比例しています。 理由は、掃除することにより心が落ち着く、安全になる、作業効率がよくなる、コミュニュケーションができる など考えられます。とにかく会社を綺麗にしましょう。

 10.社員の能力級の導入をして下さい。
働いた人には、働いただけ給料をだせる仕組みを作って下さい。 簡単にいいますと、知恵がでて、結果がでた社員にはしっかり出して下さい。その結果も、3年から 5年かかるのもあります。経営者ならわかりますよね。時には先行投資も必要です。 また、チャレンジした社員にも出して下さい。今回は失敗に終わっても、また、チャレンジしてくれるでしょう。 経営には失敗はつき物です。1回の失敗で評価されたら、だれもやる気はしません。 難しい事にチャレンジすれば、必ず1回や2回の失敗はあります。逆に経営者は成功に導く能力が ないとだめですね。